適切に資産を形成するには、目標を達成するための綿密な計画が必要です。
今回は資産形成に必要な計算について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
資産形成について知りたい方はコチラ↓
資産形成のための計算
以前「老後には2000万円が必要だ」という話題が世の中を騒がせましたが、「2000万円」という数値に驚いた方も多いのではないでしょうか。
しかし将来的な年金受取額と必要な生活費の額を比較してみると、確かに「定年退職した段階で2000万円程度の貯蓄が必要だ」という試算は間違っていません。
もちろん十分な年金があれば問題ないのですが、多くの方は年金だけでは生活できず、ある程度の貯金が必要になることが予想されています。
2000万円貯めるには?
ここで、定年退職するまでに2000万円分の資産を形成するにはどうしたら良いかということを、現在のご年齢から計算してみましょう。
例えば45歳から65歳までに2000万円を貯蓄しようと思ったら、1年間に100万円程度を貯蓄しなくてはなりませんよね。
55歳から始めるとしたら、1年間に200万円の貯蓄となります。
こうして具体的な数値にしてみると、資産形成の具体的な姿が見えてくると思います。
現金以外にも分散がおすすめ
「資産」には現金だけでなく、不動産や証券、保険なども含まれます。
近年は残念ながら金利が非常に低いため、現金だけで保有していても大きく増えることはありません。
できれば一定の額を投資に回したほうが、効率良く運用できる可能性があるでしょう。
リスク分散という意味でも有効ですし、運用利回りなども計算しながら将来の予定資産をこまめに確認しておけば、より安全に資産形成を進めることができますよ。
まとめ
「将来」「老後」などの言葉は、現役世代にとってはまだあまりピンと来ないかもしれません。
しかし今は若くても、いつか必ず60代、80代になる時が来ます。
できる限り豊かな老後を過ごすためにも、ぜひ的確に計算しながら資産形成に努めていってくださいね。